3.古着屋開業のあれこれ
ここでは、古着屋さんの開業の仕方について触れたいと思います。
開業をするにあたって、必要な物は何でしょうか?
・まずは開業資金。(当然ですね)
・物販向けのテナント物件。
・レジや、POPを作るための備品類。
・商品を陳列するための什器(じゅうき)。
・販売するための商品。
・営業許可。
さしあたって、上のような物が挙げられます。
開業するからには、当然ながら資金が必要ですね。
自己資金で足りなければ、金融機関から借入を行い開業資金に充てます。
(間違ってもサラ金から借りてはいけませんよ)
物販向け物件は、実店舗で経営される場合です。
ネットショップのみで販売される方は、楽天などインターネット上の大型ショッピングモールを利用したり、独自ドメインを取得して独立した自己のサイトで運営することができます。
自己サイトで運営される場合は、無料サイトのスペースを利用することもできますが、できれば初めから独自ドメインを取得して運営したほうが良いです。
無料スペースなどはそのサイトがサービス終了になった場合、あっさりと消えてしまう恐れがあります。
独自ドメインは有料ですが、年/990円~のドメインがあります。
実際にサイトデータをアップロードするレンタルサーバーも、年/3,000円前後でありますので、総合すると、年/4,000円前後で完全に自分だけのネットショップを運営することができるのです。
年間4,000円ですので、1ヶ月あたりの金額に直すと約333円とかなり安いです。
有料契約ですので勝手にサイトが消えてしまうといった心配もありません。
せっかく作って、かつ売上のあるショップが消えてしまうとショックですからね。
むしろショック以上に、経営に響きます。
ネット販売に興味の無い方には興味の無い話でしたね(^^;)
POP(ポップ)を作るための備品などはホームセンターなどで簡単に揃えられますし、店舗備品の販売を専門にしたお店などもあります。
そういった専門のお店はレジや什器なども充実しています。
(詳しくは次のページで)
商品の仕入先などに関して、もしまったく当てが無い場合はインターネット上で仕入れられるサイトもあります。
わたしは古着ではありませんが、ファッション誌に掲載されているブランドの会社に直にお電話して、仕入のお取引を掛けあったりもしていました。
お取引が成立すれば、直接メーカーさんへ出向いて仕入れておりました。
ただ、どうしても新品の商品ばかりを仕入れていると原価率が上昇してしまい利益が少なくなってしまいますので、そこはしっかりと数字をチェックしながら見極める必要があります。
「古着屋さん独特の良さ」も失いかねませんので、新品商品の仕入には十分に気を配りたいところです。
最後の営業許可ですが、これは資格などではありませんので、よほどのことが無い限りどなたでも取得することが出来ます。
ただ、絶対に必要な許可ですので、開業前に事前に申し込んでおく必要があります。
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